ハワイには日本食が多い
私は初ハワイの頃からホノルルでは日本食は食べないと、固く心に誓っていました
その理由は、仕事のやりくりをして、高い旅行代を払って、たかだか4泊6日の旅行中に生まれた時からイヤっていうほど食べ続けている日本食を、ココでも食べるには抵抗がありました
郷に入れば郷に従いの精神です
ハワイでは日本食以外のものを食べよう、帰国後にはまたいつもの日本食が簡単に食べられるのだから…
お断りしておきますが、ここで言う日本食は寿司であり、蕎麦であり、とんかつであり、お好み焼きであり、居酒屋で食べられる多くのもので、和食と言うより日本食なのです
しかし、ラーメン、カレー、焼肉など生粋な日本食ではありませんが、長い歴史の中でもはや日本食にカテゴライズされるのではないでしょうか
本当に日本食は食べなかったのか?
結論から言いますと「食べました」
確かに、当初の頃はライスすら食べずに頑なにパンなどで通しました
何回か渡ハするうちに、ローカルの方々が日本食を食べるのを目にするようになり、改めて周りを見回すと如何に日本食が多いか再認識しました
ここで私の中の日本食のガイドラインに大きな変化が現れて、地元の方が食べている日本食は今やハワイ食化しており、日本食の枠から外すことにしました
それは丸亀UDONであり、COCO壱番屋であり、回転ずしであります
こうしてみますと低価格帯の日本食ですね
でも、どうしてもラーメンだけは、私の中では日本食のカテゴリー内で、四十数回の渡ハで(友人に誘われた)1回しか食べていません
スパムむすび
微妙な立ち位置にあるのが「スパムむすび」なのです
コレは完全に日本食ではありません
軍用のスパムをおにぎりに乗せた、言ってみればハワイの国民食ですね
ちなみに、スパム (SPAM) とは、Shoulder of Pork And Hamが語源のようです
ABC Storeなどで買えて手軽に食べられる、良くできた食べ物です
私も何度か、ABC Storeで買って食べましたが、なかなか美味しいと思えるものに出会えていません
握りが堅かったり、逆に柔らか過ぎたり、コレは温めれば美味しくなるかなと、ホテルの部屋のレンジで温めましたが、かえってご飯がポロポロになってしまったりとかでイマイチな食べ物でした
「いやす夢」に出会う
それが昨年の9月に大学生の孫との渡ハで、彼は頻繁にスパムむすびを食べていました
「おじいちゃん、ココ旨いよ!」
…と勧められホテル近くの「いやす夢 (め)」で帰国日に並んで買いました
朝8時頃、十人くらいの人が並んでおり、レジで注文・支払いし、10分ほど待って出来上がりを部屋で食べました
注文を受けてから作るからなのか、温かくフワッと握られておりとにかく旨い
スパムむすびの概念が大きく変わりました
これなら、また食べたいし、必ず食べるでしょう!
「いやす夢」を検索
改めて「いやす夢」をワイキキエリアで探すと3店ありました
①. ワイキキ・ビーチウォーク店
②. シーサイド・アベニュー店
③. パシフィック・モナークH店
他にも「Musubi Cafe IYASUME」として、アラモアナセンター店、アラモアナ地区のウォルマート店、カハラモール店などあります
日本人ご夫妻が2000年にワイキキ・サンドビラ・ホテル (現在はウェイファインダー・ワイキキ) でオープンしました
スパムむすびは18種類(2.18~3.98ドル)
おにぎりは26種類 (1.98ドル~) 一番高くてアボカドうな玉むすび4.78ドル
とかくヘビーなアメリカン料理が続いた時には、ふとさっぱりとしたおにぎりなど食べたくなるのもです
美味しいわけです、ひとつひとつ丁寧に手作りでむすんでいるんですって
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