キング・カメハメハ・セレブレーション
6月11日はハワイ州の祝日「カメハメハ デー」
それより前の金曜日 (昨日でした) に行われたのが「レイ・ドレーピング・セレモニー」
ダウンタウンの大王像に4mもの長いレイを掛ける儀式でした

そして今日、11日は「フローラル・パレード」(Floral Parade) が盛大に行われました
ハワイの全島で、それぞれ式典が執り行われています
ここオアフ島ワイキキでは…
フローラル・パレード
早い方は9時頃から場所取りが始まります、たぶん地元ローカルの方でしょうか?
あるいは家族がパレードに参加するのでしょう、お弁当 (覗いたらスパムむすびでした) が用意されていました
交通規制は10時頃より始まります
人気のパレードは、ハワイの草花で飾られた美しいフロート (山車) とそれに乗るハワイの民族衣装に身を包んだ参加者が見所の一つのです
パレードが来た
ほら貝の音が聞こえてきました
パレードの先頭はカフナ(神官)です、チャントを唱えながらパレードの始まりを告げます
続いて、ミリタリーの人達が国旗を持って歩いてきます
その後にお待ちかねの、山車に乗ったカメハメハ大王や戦士たちを模した一団が乗るフロートが来ます
皆さん微動だにもせず、筋肉隆々の浅黒い体に汗が光っています
そのあとは、カメハメハファミリーや、ロイヤルファミリーがオープンカーに乗ったり、トロリーに乗ったり、皆さん「ALOHA」「MAHALO」と手を振ったり、シャカサインをしています
カメハメハスクール の学生さんや、ポリネシアン文化センターの人達もダンスをしながら続きます
中でも、ひと際華やかなのは、パウライダーと呼ばれるエレガントな衣装をまとったハワイの8つの主要な島の王女たちが花を添えます
数多くのフロートやマーチングバンドなどが参加するパレードは、ワイキキのクイーンカピオラニ公園で終わります
約1時間のパレード、12時には交通解除になりました
パウライダー
パウライダー (Paʻu rider) とは、長いスカート (Paʻu) を身にまとって馬に乗った女性のことで、ハワイのパレードではメジャーな存在のようで、9月に開催される「アロハ・フェスティバル」でも見ることができるようです
パウライダーのルーツは19世紀初頭にまでさかのぼります
当時、王家の女性がロングスカートで馬にまたがり、公式の場に姿を現したことが始まりだそうです
このパレードでは、ハワイ各島を代表するパウライダーが、それぞれの島のシンボルカラーとフラワーで飾られた衣装を身にまとい登場します
オアフ島 ⇒ 黄
ハワイ島 ⇒ 赤
マウイ島 ⇒ ピンク
カウアイ島 ⇒ 紫
モロカイ島 ⇒ 緑
ラナイ島 ⇒ オレンジ
ニイハウ島 ⇒ 白
カホオラウェ島 ⇒ グレー
パレードが終わって
カメハメハデー制定から150年の節目を迎える今年は、華やかなフローラル・パレードが3年ぶりに実施されました
カメハメハ大王やハワイの人々はもちろんのこと、このように観光が再開されてハワイの皆さん喜んでいられるようでした
私もロックダウン直前の2年3ヵ月前の、見てはいけないほど寂しいワイキキを知っていますので、本当に良かったと思いました
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