古代ハワイアンも…
初めに…、アヒポケと書きましたが、アヒポキとも言われています
ハワイでは前者が多く、後者はアメリカ風読み方のようです
古代ハワイから現在に至るまで、多くの人達に親しまれているハワイ料理の「アヒポケ」
アヒはハワイ語でマグロを意味し、ポケはハワイ語で細かく切るを意味しています
ハワイ諸島近海で獲れるマグロは冷凍せずにホノルルの港に水揚げされます
ハワイのマグロは主にメバチマグロで、カウアイ島の西海域で漁獲されており、毎日のように新鮮なマグロがホノルル港近くの魚市場でセリに掛けられています
ちなみに魚のセリがあるのは、全米でもココだけだそうです
今は冷蔵冷凍設備が整っていますが、その昔はマグロの鮮度を保つために船上で頭部を切り落とし、マグロを塩漬けにして保存をしたそうです
もともとアヒポケは塩味だったようですね
その後、醤油などの調味料で漬けにするようになり、今では様々な調味料で漬けにしたアヒポケを食べることができます
そんなアヒポケを丼ごはんに盛り付けたのが「アヒポケボウル」で、ローカルや観光客に人気を博しています
もっとも私がハワイへ行き始めた1977年頃は、ワイキキでは私たち観光客が食べることはもちろん、目にすることすらありませんでした
脚光を浴びるようになったのは、ここ二十年くらいですかね
手ごろなお値段と美味しさゆえに人気のアヒポケですね
いろんな種類
アヒポケと言うくらいですからマグロですが、それ以外にもカツオやタコ、エビや貝類、中にはエダマメポケもあります
オゴやリムと言った海藻をアレンジすることもあり、アボカドやキュウリ、青ネギやガリやワカメ、シーアスパラガスやマカデミアンナッツ、トビコやイクラなどもトッピングします
ソースに関しては、醤油以外にもマヨネーズやBBQソース、オイスターソースやスパイシー、ハワイアンやクリーミーゴマなど
また、ライスも白飯、玄米、寿司飯とこれもチョイスできます
…とこのようにマスタマイズしてアヒポケを作ることもできるお店も多くありますが、スーパーなどはたくさんのポケが出来ており、種類の違うポケを2種類ご飯の上に乗せることも可能です
また、お酒のつまみとしてポケのみでも売っています
ポケの名店
★ マグロ スポット
クヒオ通りにある同店は私のお気に入りでOPEN時より通っています
当初は待たずに買うことが出来ましたが、今や行列必至のお店になりました
ココは先ほどお話ししました自分でチョイスできるお店で、日本語もOKです
★ マグロ ブラザーズ
もともとはチャイナタウンで人気店となりワイキキに進出
ランチタイムまではチャイナタウンで営業し、夕方からワイキキはインターナショナルマーケットプレイス裏のお店が営業開始します
先日、チャイナタウン店に行ってきましたが、こちらも賑わっていました
このお店のアヒポケは、ポケ丼と言うよりは刺身弁当の感じです
★ オフ ザ フック ポケ・マーケット
ワイキキの山側、緑と虹の町マノアに2018年10月にオープンし、瞬く間に人気店となりました
こちらもカスタマイズ可能で、何よりすべてのポケ丼に揚げ玉がトッピングされています
実は私はまだこちらのアヒポケは食べてないのです
★ ニコスピア 38
ご存じのようにピアは埠頭です
38番埠頭に位置するシーフードレストランです
地元の方に「アヒポケの美味しいお店」と聞くと一番に出てくる名前ですね
私も行きましたが、The Bus でワイキキから40分、降りてから10分くらい歩いた海べりのレストラン
近くには魚市場があるそうです
★ まだまだあります
お勧めはスーパーマーケット
フードランドやドン・キホーテ、最近できたワイキキ・マーケットにもポケ・コーナーがあります
次回の渡ハでは、自分好みのアヒポケを見つけてください
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