絶滅危惧種
ハワイは世界の絶滅危惧種の宝庫と呼ばれるほど、貴重な生物がたくさん生息しています
ハワイアン・モンクシール (アザラシ)、イルカ、クジラ、サンゴ礁、そしてウミガメ
「ウミガメ」は比較的簡単に見ることも可能なので、私たち旅行者はルールを守りながら彼らと接していきたいですね
触ったりや餌付けすることは厳禁です、海中でも陸上でも最低3メートル以上の距離を保って見学しましょう
違反した場合は罰金が科せられます
これからは旅行者もハワイの島々の自然や文化を守り、地元住民が大切にする場所を敬い、美しいハワイを未来へつなげていく行動が求められています
ハワイの神聖な生き物
ウミガメはハワイ語で「ホヌ」(HONU) と言います
全日空 (ANA) の飛行機もフライング・ホヌと言って、機体のペイントも人気ですね
ハワイでは「海の守り神」として古くから人々に親しまれています
神話によりますと、ウミガメは人間の子供が好きで姿を変えて一緒に遊んだり、時には海の危険生物から人々の身を守ったと言われています
ハワイ諸島の沿岸部で観察できるウミガメのほとんどはアオウミガメなんですって!
また、ウミガメをモチーフにしたアクセサリーやグッズも数多くあります
ここでウミガメに会える
ワイキキビーチでも比較的近くでウミガメに会うことができます
ビーチにある桟橋周りにも寄ってきます
何といっても高確率でウミガメに会えるのは、ノースショアのラニアケア・ビーチではないでしょうか
●はラニアケア・ビーチ
このビーチのウミガメ遭遇率は90%以上と言われています
その秘密はラニアケア・ビーチは砂浜に「岩」が所々あり、そこに生えている海藻やコケを食べに、ウミガメがやってくるようです
… そうウミガメにとっては、ラニアケアは食べ放題レストランなんですね
最近は人気が人気を呼んで、周辺では交通時渋滞が起こるほどです
ここでも監視員がいますが、ルールを守って見ましょう
ウミガメのうんちく
★ 性別はここで決まる
ウミガメは穴の中に卵を産むのですが、その場所の砂の温度により性別が決まるそうです
約30度以上の温度だとメスで、それ以下だとオスなんだそうです
★ 産卵時にはなぜ泣くの?
カメも人間と一緒で肝臓が強くありません
そのため涙を流すことにより、体内の塩分量を調節しているのです
★ 耳はあるの?
とてもフラットですが目の横あたりにあります
ただ聴力はとても低いようで高い音ではなく、低い音しか聞こえないようです
★ 潜水時間は?
魚のようにエラ呼吸ではなく肺呼吸をしています
そのために活発に活動している際は5分ほどしか水の中に潜っていられません
しかし、特に何もしていなければ最大5時間は水の中に潜っていられるようです
★ ウミガメの平均寿命は?
俗に鶴は千年、亀は万年と言いますが、そんなに長くは生きていません
ウミガメ類は成熟した後もかなり長く生きると考えられております
推定寿命は70~80年くらいだそうです
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