オックステールスープとは
その名の通り、牛の尻尾のスープです
見た目も語感もグロテスクなイメージですが、「OX-tail」(オックステール) はゼラチン質を多く含み、シチューやスープにはいいお出汁が出ることで美食家の間では人気です
日本でも昭和の頃から食べられていたようです
オックステールスープとハワイ
さて、ハワイとオックステールスープの関係は…
明治時代に日本や中国からの、サトウキビプランテーションでの労働力としての移民がハワイの地を踏みました
そのために、ヨーロッパ移民が中心を占めたメインランドとは異なり、ハワイのローカルフードはどことなく「和」や「アジア」を感じる味が多いことが特徴ですね
源流をたどれば中国に行きつくのかもしれません
日本でよくメディアで取り上げられるオックステールスープはハワイが発祥と言われています
昔ボーリング場併設のコーヒーショップだった「カピオラニ コーヒーショップ」は1949年創業で、コーヒーだけでなく、オックステールスープが食べられることで当時からローカルに人気でした
また、ハワイフリークの方には「朝日グリル」も有名ですね
ここで食べた
今までのワイキキではオックステールスープのお店はほとんどなく、前出のアラモアナ地区の「朝日グリル」が名店と言われていました
その朝日グリルも、今年1月に周辺の再開発によりカイムキ地区に引っ越してしまいました
しかし、今回ワイキキでもオックステールスープが食べられるお店を見つけました
それがインターナショナルマーケットプレイス3階のココパフで有名な「リリハ ベーカリー」なのです
たぶん私一人でしたら躊躇していたでしょうが、孫が一緒でしたので一歩が踏み出せました
オックステールスープの食し方
パクチーとおろし生姜を入れて食べるのが一般的で、ご飯にとてもよく合います
…とここまでは予習をしておりました
テーブルに運ばれてきたソレは写真のように、中華どんぶりに濃いめのスープ、骨付きのオックステールが子供のこぶし大のが3~4個、パクチーと青ネギが一面に広がり、写真では見えませんがスープの中に中華食材の八角 (はっかく)がいくつも入っています
お肉は皆さんが思っている程油っぽさはなく、また肉離れもよく、見た目よりもとてもあっさりしています
先ずはスープを蓮華ですすり、次に添えられているご飯とおろし生姜をスープにインして食べます
あまり食欲をそそる食べ方でなくてすみません
これで$26.95、高いのか安いのか私にはよくわかりませんが、お安いとは言い難いお値段です
この手の料理には「ハマる人はハマる」とアンニュイにぼかしますが、どうやら私はハマまらなかったようです
ハマっている方にはゴメンナサイ!
コメント