オヒアレフアの伝説

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オヒアレフアって

ハワイには固有種が2944種類あると言われています
「オヒアレフア」をご覧になったことはありますか?

ハワイ島の島花と言われていますが、ハワイで最も多く分布する在来の植物です
樹高は20~30cmから30mを超すものまでさまざまで、樹皮の質感や枝振り、葉の色や形状などは環境によって大きく異なります
花には花弁と萼がそれぞれ5枚ありますがとても小さく、たいていは開花の初期に落ちてしまいますあとに残された細長いブラシ状の部分は1本の雌しべと複数の雄しべで構成されていて、球形をしています

花色は赤が基本ですがオレンジ色やクリーム色、黄色などもあります
オヒアレフアのオヒアは「木」レフアは「花」を指します
花が終わると小さな種子がつき、風に乗って遠くまで飛ばされます

強い生命力のオヒア

オヒアは過酷な環境でも強い生命力を発揮します
溶岩が流れたあとの黒々とした平原に最初に根づくのは、ふつう地衣類や苔類ですが、ハワイ諸島の溶岩平原では溶岩にカビが生えたような模様を見つけることができます
その後、岩の割れ目にクプクプ (タマシダ)やオヘロなどとともにオヒアが芽吹きます
植物が根づいていない溶岩大地は日差しが強く、乾燥している上に強風が吹き荒れます

種子が根づくには土壌が必要ですが、オヒアは根の部分に樹液を滲ませ、風に乗って飛んでくるわずかな土をキャッチしてゴムのように固め、拡散を防ぐという知恵を働かせます

オヒアレフアの伝説

昔、オヒアというハンサムな男性とレフアという美女がいました
2人は仲のよい恋人同士でしたが、火山の女神ペレがオヒアに惹かれます
長い黒髪の美しい女性となってオヒアの前に現れたペレでしたが、誠実なオヒアはペレに心を惑わされることはありませんでした

レフアに猛烈に嫉妬し、同時にオヒアへの怒りに燃えたペレは、火山の女神としての本性をむき出しにし、罪もない恋人達を焼き殺してしまいます
ところが一時的な怒りによる浅はかな行いを周囲から責められ、ペレ自身も深く後悔する結果になり、2人を生き返らせることはできませんが、その代わり2人を1本の樹木に変化させることにしました
オヒアは幹に、美しいレフアは花に一本の樹木として永遠に結ばれたそうです
今でも「レフアの花を摘むと雨が降る」という言い伝えがありますが、これは離れ離れになってしまうことを悲しんだレフアの涙雨だと言われています

オヒアレフアを守って!

オヒアレフアの木がここ数年、植物に寄生する菌によってオヒア (木) が枯渇し、ハワイ島ではすでに数十万本ものオヒアレフアが枯れていると言われています
この枯渇がハワイ州全体にも影響を与える可能性があります

ハワイ火山国立公園の溶岩台地でひと際目立つ情熱的な真っ赤な花が、力強く咲いています
是非ハワイで見つけてみてください

《参考資料:ハワイ州観光局アロハプログラム》

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