6月11日はカメハメハ・デー
毎年6月11日は「カメハメハ・デー」(ハワイ州の祝日) です
「キング カメハメハ セレブレーション」(King Kamehameha Celebration)はハワイの島々を統一した初代王のカメハメハ大王を称える伝統的な祭事です
また、その前後にはハワイ全土 (各島) でも催事は開催されます、きっとハワイ州で最大のイベントなのでしょう
…と言っても、カメハメハさんの誕生日でも命日でもありません
それと言うのも、1758年ー1819年と言われていますが、特に生年は諸説あるようです
このように生まれた年も定かではありませんので、誕生日はもっと定かではありません
ではなぜ6月11日をカメハメハ・デーとしたのでしょうか?
実はじつは…、この6月11日は大王の孫であるカメハメハ5世が祖父を称えるために制定した任意の日付だったのです
1回目は1872年6月11日ですから、今年は150周年となるわけですね
セレモニーが始まるまで
そして、その前日の今日の金曜日は《レイ・ドレーピング・セレモニー》でした
私も映像では何度か見ましたがナマは初めてです、セレモニーが始まるのが14:30です
早く着いたので、ダウンタウンの最高裁判所前の大王像を見てきました
このコロナの期間中に色を塗り替えたようです
以前はもっと緑掛かったお体の色でした、ケープの金色も輝きを増しているようです
凛々しくおなりになられました
朝が忙しかったので、朝食らしきものはほとんで食べていません
ダウンタウンでランチと言えば「丸亀UDON」でしょ
12時少し前だというのに待たずに入店、ワイキキならこの時間は40分は行列ですね
それにしてもコロッケの$2.25は高すぎますね
大王像にレイを掛ける
いよいよ14:30になり、セレモニーが始まりました
ロイヤルハワイアン・バンドによる演奏

そして、古式に乗っ取ったチャント (日本の神社の祝詞のようなもの) やフラが奉納されました
それに会わせるようにレイが次々と大王像に掛けられていきます
今までのネット情報によりますと、消防自動車のはしご車でかけるとありましたが、コロナ禍で2年中止の間に様変わりしたのでしょうか?
イヤイヤ、古代のハワイには消防自動車などありません、今日のこのやり方が本来のセレモニーなのでしょう
1本目のレイが掛けられました、すべて生の花を使い手作りでその長さは4mにもなるようです
セレモニーの後半、黒ずくめの異様な人たちが現れました、かなり年配のご婦人方のようですが見事なフラと歌でした
私にはよくわかりませんでしたが、きっと伝統や宗教などが絡んでいるのでしょう
始まってから2時間近く見ておりましたが、消防自動車のハシゴ車はいまだに現れません、今年は人力でかけるのでしょうか?(下の写真は2016年 出典:ハワイ州観光局)
これもコロナが関係するのでしょうか?
最後まで見届けませんでしたが、もう殆どの掛けるべきレイが無くなりかけています
今回はこのまま帰ります
ハワイの人々にとって幸おおからんことを祈ります❗️
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