クアロアはここ
ホノルルから車で約50分
H1からH3を経由してオアフ島の背骨であるコウラウ山脈を抜け、カネオヘ方面を目指します
カネオヘからは右手に海を見ながら北上
The Busではアラモアナ・センターから55番のバスで1時間以上かかります

①はクアロア
②はダニエル・K・イノウエ国際空港
③はワイキキ
紫ラインはコウラウ山脈

遊びつくせぬ クアロア
ここクアロアでの観光客のお目当ては、乗馬を筆頭に最近出来た7コースからなるジップライン・四輪バギーほか、各種のアクティビティが人気です
ワイキキからはオプショナルツアーの送迎付きのツアーで行く方が多いようです

原始の山々を思わせるコウラウ山脈は「ジェラシック・パーク」や、海では「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、数々の映画のロケ地としても使われています
詳しくは過去の記事をご覧ください

クアロアは聖地
ここクアロアはオアフ島北東部に位置しカネオヘ湾を臨む神聖な地で、古来より島随一の聖地とみなされ、王族も暮らす重要な地域でした
一帯から犬の歯のネックレスや石器など膨大な数の遺物が出土しております
クアロアには農業と平和の神ロノのヘイアウ (神殿)をはじめ、大きなヘイアウが少なくとも4つはあったことも確認されています
さらに考古学者たちは、一帯のコオラウ山脈には古代の王族の眠る未発見の洞窟がいくつもあると推定し
実際、クアロア・ビーチパークの背後の山の洞窟からは、遺骨とともに丸ごとのカヌーなどの副葬品が見つかったこともあったようです
クアロアは王族の居住地でした
オアフ島の王族の子供達は幼少時からここに集められ、武術や帝王学を授けられたと言われております
一帯が神話・伝説の舞台でもあり、半神半人カマプアアにちなんだ神話や神話上の小人族メネフネの伝説がたくさん残っています

1848年にカメハメハ三世は「グレート マヘレ」と呼ばれる土地の分配を行います
それまで、ハワイアンの人々には土地「私有」の概念が無かったと言えます
カメハメハ三世が王領として留保したクアロアの土地を、宣教師の一員として来島した医師ゲリット・ジャッドがのちに購入し、三世の没後お后のカラマから近隣のアフプアアを買い足して、今の広大な土地になったようです
当初は砂糖きび農園として使われましたが、現在はジャッドの子孫が牧場経営及び観光業を行っています

そして中国人の帽子のような島、チャイナマンズ・ハット正式名モコリイ島は目の前です
伝説によりますと、この島は女神ヒイアカに退治された大とかげモオの尻尾だそうです
そして、干潮時はとても水位が低くなるのでチャイナマンズハットまで歩いて渡れるのだそうですが、私はまだチャレンジしたことはありません
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