『Eddie would go』
「Eddie would go」(エディなら行くぜ)
ハワイでこのフレーズを知らない人はいないでしょう
45年前、船が遭難した際に同乗していたサーファーのエディ・アイカウはサーフボードに乗って難破船の救援を要請しに荒れ狂う海にサーフボードで漕ぎ出し、彼はそれっきり消息を絶ち、彼の英雄的な行動は今もハワイでは伝説となっています
エディ・アイカウ (Eddie Aikau)
1946年5月4日ー1978年3月17日
マウイ島出身の伝説的なライフガード
また、エディ・アイカウのドキュメンタリー映画「HAWAIIAN : THE LEGEND OF EDDIE AIKAU」が2013年6月にマウイ・フイルム・フェスティバルで上映されました
サーフィンの世界大会
海に囲まれたハワイにはいろいろなサーフィンの大会があります
KEIKI (ハワイ語で子供) の大会や、犬などのペットのサーフィンの大会もあります
ハワイに暮らすローカルの間ではホノルル市内は「タウン」、ノースショアは「カントリー」という愛称で呼ばれています
「T&C SURF」はハワイの住人にも長年愛され続けているサーフブランドで、T&Cはタウン・アンド・カントリーの略です
…と言うことで、今日のお話しはノースショアからです
「エディ・アイカウ・ビッグウェブ・インビテイショナル」はノースショアはワイメア・ベイで行われるサーフィンの世界大会です
過去38年で大会の開催はわずか10回しか開催されていません
適切な風と40フィート (12m) 以上の大波が無ければ大会は開催されない不定期なサーフィンの大会です
それともうひとつ波の状態もそうですが、参加できる選手が投票によって選ばれたサーファーに限られているなど、限定の多い大会です
前回大会は、2016年2月ですから7年ぶりの大会が1月22日開催されました
12mの波はビルの4階から滑り落ちていく感覚だそうです
今回は40人のサーファーのうち初めて6人の女性の参加があり、オアフ島ノースショア出身の27歳の男性ライフガードが栄光を獲得しました
会場には多くの観客
久しぶりの大会は世界の人々の注目を集め、2016年の大会ではフェイスブックは1300万以上のアクセス、大会のライブネット放送を見た人は120万人以上あったと言われています
今回の大会には5万人の人出が予想されていますが、さほど広くないワイメアビーチ周辺で5万人は収容しきれないようです
ノースショアの辺りの道路は狭く駐車できるスペースもかなり限られているので、市がアラモアナセンターからノースショアまで、臨時バスを30分おきに運行しました
しかし案の定、道路は前日の夜から大渋滞
これでは自宅でライブ中継を見ていた方が良かったようです
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