伝統航海カヌー「ホクレア」

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ご存じですか?

ホクレア (Hōkūleʻa) とはハワイ語で「喜びの星」(ホク=星、レア=喜び) を意味します
伝統航海カヌー「ホクレア」は、1975年に釘を1本も使わずに復元された双胴船で、何百年も途絶えていたポリネシアの伝統航海術を蘇らせたことから、自然と調和して生きてきた祖先の知恵や技術文化や伝統を蘇らせ、民族としての勇気と誇りを取り戻すことに繋がりました

これが 伝統航海カヌー ホクレア号

ハワイに人はどのようにして来た?

ネイティヴ・ハワイアンは、いつ頃どこから来た人達なのでしょう?
紀元後500年700年頃マルケサスからハワイに人が移動してきとされています
では、太平洋の真ん中の島にはどのようにして来たのでしょうか?

季節によって北や南から飛んでくる渡り鳥の群れを見て、古代の人々が海の向こうには島 (土地) があると想像しても決しておかしくないと考えられます
それに冒険心と航海の知識が加われば何千キロもの大海をカヌーで移動することも不可能とは云えないのです
ポリネシアの人々は、星座や月、太陽の出入りの角度で緯度を測ることに精通し天空が見えない時は風向きやうねりから方位を知り、遠くに見える雲や空の色、飛んでくる鳥の種類や潮の流れで陸地が近いことも察知出来る、優れた海洋民族だったのです

ホクレア号の模型(ビショップ博物館の展示物より)

その後1000~1300年頃には、タヒチ ⇔ ハワイ間の双胴カヌーでの往来していたようです

現代に蘇るカヌー

伝統航海カヌー「ホクレア号」を所有するポリネシア航海協会は1973年にハワイ州ホノルル市に創設された非営利団体

カヌーの構造は近代計器を一切使わず復元された双胴船
星、月、太陽、波、風、鳥といった自然の力だけを頼りにする伝統航海術
これらによりホクレア号は、1976年に大海を帆走しハワイ ⇒ タヒチの航海に成功しました

近年は日本にも

2007年には初めてホクレア号が日本へ
沖縄から徐々に北上しながら各地に寄港し、6月には横浜港へ到着しました
2012~2017年にはホクレア号と姉妹船ヒキアナリア号の2艘のカヌーにより世界一周航海が行われました
” Mālama Honua (地球をいたわる) ” のメッセージを掲げ、世界26ヵ国、85ヵ所に寄港したあとハワイへ無事に帰還しました
2022~2026年にハワイからタヒチへの初航海 (1976年) から50周年を記念し、再び環太平洋航海を行うことを発表し現在準備中

また、ホクレアと言う名称は、ジャルパックがオアフ島にて運行している日本人観光客向けのオプショナルツアー名や、日本のバンドBEGINの楽曲にも使われています

本文中の写真&資料はハワイ州観光局アロハプログラムよりお借りしました

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