日本からの渡航者激減
ハワイ州政府の発表した統計によると2022年のハワイへの渡航者数は925万人となり、パンデミック前の2019年比で89%のレベルでした
アメリカ国内旅行者は12.9%増でしたが、日本からの渡航者は87%減少しました
ハワイ大学経済研究機構は、2023年第1四半期の日本からの渡航者は2019年の約50%と予測しているようですが…
物価高・円安・燃料サーチャージ高の三重苦がある限り、日本からの渡航者はまだまだ…の感です
改善策としては、1ドルが100円くらいになれば、渡ハする気になるのでしょう
国家非常事態宣言を解除
1月30日、アメリカは2020年3月以降続けてきた、新型コロナウイルスをめぐる国家非常事態宣言を5月11日に解除すると発表しました
アメリカ国内ではワクチン接種が進み治療薬も普及するなか、1月下旬には新規入院患者は約3600人/日、死者も約540人/日と減少傾向にあるそうです
経済正常化へ向けて、日本政府も先日「5月8日から5類に引き下げる」と発表しました
渡ハのハードルはますます低くなりましたが、これでコロナ前に戻ったと思ってもイイのでしょうか?
成田空港とワイキキで高額なPCR検査を受けたのが、ずぅ~と昔のように感じました
ビジターフィーその後
昨年秋のハワイ州知事選前に知事候補者のグリーン氏は、訪問者1人につき50ドルのビジター料金の徴収を検討すると述べていました
ビジター料金とは耳慣れない言葉ですが「ハワイに訪れる訪問者に一律課せる料金」または「観光税」とでも訳せば良いのでしょうか?
グリーン氏がハワイ州知事になった今、州議会ではハワイへの来訪者を対象とした「ビジターフィー」構想について議論が活発化しています
すでにダイヤモンドヘッド登山やハナウマ湾への入場料を州在住者以外から徴収していますが、現在検討されているビジターフィーは…
州立公園、ビーチ、国有林、国有地のハイキングコース、またはその他の国有自然地域の利用には「1年間有効の50ドルのライセンスを購入する」などの仕組みとしています
ハワイが近くなったり、遠くなったりですね
さて、どうなりますことやら?
野生化したニワトリ
以前からハワイには野生のニワトリが多いことは判っていました
しかし、近年その数が急増したばかりでなく、子供への攻撃や一日中続く雄鶏の鳴き声など地域住民より苦情が出ています
それらの場所はワイキキのカピオラニ公園や、人の多いダウンタウンでも住み着いているようです
今回提出された法案は、野生のニワトリに餌を与えたら500ドルの罰金を科すというものです
また、アイナハイナやマノア地区では、野生のブタが餌を求めて民家にやって来て四六時中、庭先を走りまわっていて困るというニュース出ていました
とても餌禁止だけでは解決策にはならないのでしょうが、まずは第一歩ということで期待しましょう
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