虹の見つけ方

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虹が多いハワイ

皆さんはなぜハワイに虹が多いと思われますか?
ハワイには貿易風がいつも吹いていて、海からの湿った空気が島にぶつかり、雲ができます
その雲は水分をたくさん含んでいて、雲の粒がくっつくと雨になります
そして、雲が流れて来ると一時的に雨が降り、そこに太陽の光が当たると虹ができるのです
ハワイは雨が多いのですが、その雨がすぐ晴れるので虹も多いのです

ハワイ州観光局のアロハプログラムのキュレーターの森出ジュンさんによりますと…、
①. 山の多い小さな島 (雨が多い)
②. 貿易風が常に吹く (天気が刻々と変わる)
③. 強烈な太陽
④. 虹の女神が住んでいる
ハワイは 🌈 虹の州 (Rainbow State) と言われるくらい虹の多い所です
車のナンバープレートにも虹が描かれています

虹の見つけ方

①. 虹は太陽を背にした時
②. 大気中の水滴がある時
③. ハワイでは朝や夕方
④.マノアは確率高し

プリズム現象で七色のスペクトルに分解されそれを人間が見ます
つまり足下から上空まで均等に水滴が広がっていないと、完全なアーチ型を見ることはできません


ハワイでは時として色のひとつひとつをすべて区別できるほど鮮やかな虹が出現します
外側から赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍色、紫がはっきり浮かび上がる確率が高いように感じます
色の鮮やかさは水滴の大きさに比例し、水滴が大きなほど色は分離しやすくなるので、それぞれの色が鮮やかになります
反対に水滴が小さくなると、光は水滴のなかで十分に色を分岐させることができず、色の要素が重なりあってしまいます
光が互いに重なり合うと白色に近づき、見た目に淡い色になります

虹の州(Rainbow State)
🌈 癒されます 私の好きなハワイのことわざに「No Rain No Rainbow」というのがあります直訳すると「雨が降らなければ、虹も出ない」つまり「辛いことを乗り越えたら、素晴らしいことが待っているよ」という意味です虹は...

そして、雨の多いマノアはレインボー遭遇率は高くなります
ワイキキから車で20分の近距離にありながら、コウラウ山脈の最南端で緑に囲まれた町です

虹の伝説

大昔、ハワイには虹というものが無く、雨が降るといつも鈍い色の空になるだけでした
そこで、メネフネ (伝説上の小人族) たちが集まって相談し、ここはひとつ虹 (アヌエヌエ) を作ろう!ということになりました
さっそく、メネフネたちは、虹の色の材料を探しに出かけていきます
‘ULA’ULA (赤) 赤い羽のKahili (王家の象徴)
‘ALANI (オレンジ) イリマの花
MELEMELE (黄色) MAI’A (バナナ)
OMA’OMA’O (緑) シダの葉
ULIULI (青) 深海で汲んだ青い水
PONI (紫) 女王様のシルクのドレス
集めてきた材料を全部、コアのボウルでゆっくりとかき混ぜました

カフナ (神官) は弓矢をつがえると、矢の先端に虹の滴をつけ雲をめがけて打ち込みました
やがてぽつぽつと雨が降り始め、きれいな虹ができました
《The Secret of the Hawaiiann Rainbowより


さて皆さん、気がつきましたか?
ハワイでは虹は「6色」なんですね

レインボーカウント

オアフ島のダウンタウンに住むブロガーの方が、毎年何回虹を見るかをカウントしていました
2018年は61日、2019年は72日、2020年は81日、今年はすでに昨日で100日を超えたようです
年々増えているのは、地球温暖化に関係あるのでしょうか?

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